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ワードプレスの定番プラグイン「BackWPup」でDropboxへバックアップ
2015/04/19
少し前にも書きましたが、阪神淡路大震災から20年が経過しました。
良い機会なのでワードプレスのバックアップについて点検します。
定番プラグイン
ワードプレスの定番バックアッププラグインは「BackWPup」です。
インストールから設定まで解説しますが、その前に少し準備が必要。
まず、Dropboxを使えるようにします。
Dropboxとは
Dropboxとは、インターネット上にファイルを保存できるサービス。
ワードプレスのバックアップデータをここへ保存するようにします。
Dropboxの公式サイトで、氏名とメールアドレス、Dropbox用のパスワードを登録するだけ。
これで、無料で容量2GBまで利用できるようになります。
ワードプレス初心者の方は無料の2GBでしばらくの間は十分。
容量が足りなくなったら、プロにアップグレードすればいいのです。
参考までに、プロにアップグレードすると月額1200円で1TB(=1000GB)まで利用できるようになります。
プラグインのインストール
まずはプラグイン「BackWPup」をインストールします。
ワードプレスの管理メニューから、プラグイン→新規追加。
検索ウインドウに「backwpup」と入力して「ENTER」
プラグイン「BackWPup Free-Wordpress Backup Plugin」が先頭に表示されます。
「今すぐインストール」をクリック。
プラグインがインストールされます。
「プラグインを有効化」をクリック。
これで「BackWPup」がインストールされます。
ワードプレスの管理メニューに「BackWPup」が表示されます。
BackWPupにジョブを作成
バックアップの設定を行います。
ワードプレスの管理メニューにある「BackWPup」→「ジョブ」をクリック。
一般設定
バックアップジョブの設定画面が表示されます。
ジョブの名前は任意です。
アーカイブ名とはワードプレス全体を1つのファイルにまとめるので、そのファイル名です。
標準だと、どのサイトのバックアップファイルなのか分かりにくいので、サイト名を含めた名前に変更することをおすすめします。
「Dropboxにバックアップ」をチェック。
これで画面上部に「Dropbox」というタブが表示されます。
とりあえず、ここで「変更を保存」ボタンを押します。
スケジュール設定
次に「スケジュール」タブをクリック。
ジョブの開始方法は「WordPressのcron」をチェック。
スケジューラはウェブサイトの更新頻度に合わせて設定します。
週1回ぐらい更新しているウェブサイトなら「毎週」ですし、毎日更新しているウェブサイトなら「毎日」を選択します。
Dropboxの設定
次に「Dropbox」タブをクリック。
事前にDropboxにログインしておいて、「Dropboxのアプリ認証コードを取得」ボタンを押します。
すると意味不明な文字列が表示されます。
表示されている文字列を全て選択してコピーします。
コピーしたら、この画面は閉じても問題ありません。
ワードプレスの「BackWPup」の画面に戻ります。
「Dropboxのアプリへのアクセス」にコピーしておいた文字列を貼付。
「ファイルを削除」という所は、バックアップファイルを保存する世代数を設定します。
Dropboxの容量を考慮して少ない数にするか、どれくらい前まで戻れるかを考えて多い数にするかは自由です。
標準だと15ですが、5ぐらいで十分だと思います。
これで、設定は全て終了。
「変更を保存」ボタンを押します。
画面に「認証済み!」という表示が出ていれば、Dropboxの設定は問題ありません。
実際にバックアップを実行
そのまま「今すぐ実行」をクリック。
バックアップの進行状況が確認できます。
Dropboxの公式サイトからログインして、ファイルが作成されていることを確認して下さい。
さらにファイルをダウンロード
最後に、Dropboxに作成されたバックアップファイルをパソコンにダウンロードして下さい。
必須ではありませんが、万一、Dropboxが利用できなくなってしまった時のためです。
バックアップファイルは、「物理的に別の2箇所で保存」することが理想です。
もちろん、これはワードプレスのバックアップファイルに限ったことではなく、どんな情報システムのバックアップファイルでも同様です。
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